おはようございます。
出雲大社参拝記の第8回目です。
昨日の記事にも書いた通り、
出雲大社の参拝の作法は、「二礼・四柏手・一礼」です。
なんで四回も柏手を打つのか・・・?
心をこめて重ね重ね丁寧に拝むという氣持ちのあらわれだ、
と説明されていらっしゃる方がありました。
他には、大国主命の怨念を鎮めるためだとか、
出雲は幽世の国、つまり、黄泉の國で、
死に通じる世界なので四回打つのだとか、
色々な説があるようですね。
ちなみに、宇佐八幡も四柏手で、
伊勢神宮の神官にあっては八つも拍手を打たれるのだそうです。
結局、その理由はっきりしないようです。
と言いますが、
そもそも神社で二柏手に統一されたのは、
近世になってからなのです。
さて、この話題は置いといてお詣りの話に戻ります。
拝殿へお参りをしたら、ぐるりと境内を回ります。
案内板での順路は左回りとなっています。
拝殿前の庭には、大社に棲みついている鳩がたくさんいます。
昔はもっと多かったような氣がしますがどこへ行ったのでしょう?
境内には餌箱があって鳩に朝をあげることもできます。
餌をあげるとまとわりついてくるくせに、
触ろうとすると逃げていく、
中途半端に人懐っこい鳩たち。
やっぱり、追っかけると逃げていくんだ、
鳩も女子も!(*^_^*)
でも可愛いですね、動物好きさんは鳩に癒されるかも。
さて、御本殿は拝殿の後方にあります。
順路通りに歩いて御本殿に参拝します。
御本殿は三重の垣根に守られていて、
特別の場合を除いては、
瑞垣内(垣根の内側)を歩くことはできませんが、
正月の三が日だけは一般に開放されます。
また、サービスなのか、
祈祷の流れのひとつなのかはわかりませんが、
正式な御祈祷を受けた後は、
”おにわふみ”と言って、瑞垣内を歩かせていただけます。
そんなわけで、一般の参拝者は、
本殿の聖域入口である八足門(やつあしもん)から礼拝します。
上の写真をご覧ください。
八足門の手前の石畳に茶色の丸が3つ並んで見えますね。
下は、近くに寄ってみた写真です。
この3つの円は、ヴィジュアル的なデザインではありません。
古き世の出雲大社では、
この位置にこんな大きな心御柱(しんのみはしら)が立っていたのです。
この心御柱のレプリカは境内にあったのですが、
今は別の施設に移されています。
古(いにしえ)の時代の出雲の大社(おおやしろ)は、
当時は木造の超高層神殿だったようです。
続きはまた明日 (^-^)/~~
最後まで読んでいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
今日もきっと良いことがありますよ。

