おはようございます。
出雲大社参拝記を続けます。
昨日は、出雲大社の大鳥居のご紹介をしました。
ところで、鳥居の数え方って知っていますか?
一個・二個…、一本・二本…
違います。
正解は一基・二基…です。
なんて、私も最近まで知りませんでした(*^^*ゞ
出雲大社には四基の鳥居がありますが、
その一基目が昨日ご紹介した大鳥居。
現時点で、鳥居の高さ全国ランキング10位です。
この大鳥居から先が神門通りで、
この通りを500m程進むと勢溜(せいだまり)と呼ばれる
出雲大社の参道入口になります。
昨日はここまでのご紹介でした。
さて、こちらが勢溜の第二の鳥居です。
ここから先が参道になり神域に入ります。
まずは、帽子・サングラス等を外して一礼。
ここで「鳥居之祓」(とりいのはらい)という祝詞を唱えます。
去年の夏、東京のセミナー会社 株式会社大和さんが企画された、
氣功師として有名な清水義久先生の出雲セミナーに
参加させていただく機会がありました。
その時のセミナーで、
鳥居をくぐる前に唱える「鳥居之祓」を教えてくださいました。
それ以来、鳥居の前ではこの祝詞を唱えるようにしています。
↓こちらが、その「鳥居之祓」です。
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【鳥居之祓】
神の在坐鳥居に伊禮ば此身より
日月の宮と安らげくすかみのます とりいにいればこのみより
ひつきのみやと やすらげくす*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
ネットで調べてみたら、ちょっと長い別バージョンもありました。
こちらは、本殿や拝殿までは行かず、神門にてご挨拶を済ます場合に唱える祝詞なのだそうです。
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【鳥居之祓】其の二
今の現に不思議も
大神の御門邊を欲過と爲て
慎み敬ひ
拝み奉る此状を
平けく安けく聞食せと
恐み恐み白すいまのうつつに ゆくりなくも
おおかみのみかどべを すぎなんとして
つつしみうやまひ(い)
をろがみたてまつる このさまを
たいらけくやすらけく きこしめせと
かしこみかしこみもをす*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
さて、第二の鳥居をくぐって参道を歩くと下り坂になります。
下る参道、これが出雲大社の特徴でもあります。
鳥居より低い所に本殿があるのはとても珍しいと思います。
さすが国津神である大国主神の宮殿です。
そもそも出雲の「雲」とは、
霊魂や神を表す時に使った言葉だとも、
もっとストレートに死の世界(黄泉)の表現
だとも言われているようです。
だから出雲大社参拝は、
生きながらの生まれ変わり(黄泉帰り=蘇り)
という意味を持つのかもしれませんね。
出雲に限らず神社参拝は、
参道(産道)を通って本殿(子宮)に帰る
という意味合いがあると聞いたことがあります。
そんなこんなを頭に入れながら、
御本殿を目指して行きましょう(^^)/
トコトコトコトコ・・・
参道から境内までは結構長いです。
500m位はあると思います。もっとあるかな?
坂を下る途中の右手方向に
祓社(はらえのやしろ)が目に入ります。
お祀りされてあるのは、
祓戸四柱神(はらえどよはしらのかみ)です。
☆瀬織津比売神(せおりつひめのかみ)
☆速秋津比売神(はやあきつひめのかみ)
☆気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)
☆速佐須良比売神(はやさすらひめのかみ)
以上が穢れを祓って下さる、
四柱の神さまのお名前です。
祓社は今風の呼び方をすると、
ヒーリングサロンという感じになるのかな(^-^)
ぜひ、こちらで禊ぎをしてから御本殿に向かいましょう。
坂を降りきるとなだらかになります。
(あたりまえですねm(_ _)m)
少し先に第三の鳥居が見えてきましたが、
まだまだ歩きます(;^_^A
参道はできればゆっくりと、
樹木や小鳥や昆虫などを観察しながら歩くと楽しいです。
でも絶対に採取したり捕獲したりなどしないでくださいね。
今日はここまでです。
続きはまた明日(^.^/)))~~~
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今日もきっと良いことありますよ。

