おはようございます。

出雲大社参拝記の第7回目をお届けします。

さて、いよいよ境内へ入場します。
第四の鳥居の前に立ち、姿勢を正して一礼。

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神の宮に入場です。
神さまの子宮に還ってきました~\(^o^)/
(神社って女性のカラダを形容しているとか聞きませんか?)

話は前後しますが、上の写真の第四の鳥居について書いておきます。

この第四の鳥居の素材は銅で、
寛文六年(1666)に毛利綱広(1639-1689)が寄進したものです。
鳥居の高さは約6m、柱の直径52cmで、柱には、
「日神者地神五代之祖天照大神、月神者月読尊也、
 須佐鳴尊雲陽大社神也」
と刻まれています。

一時期、出雲大社の主祭神は素佐鳴尊(スサノオノミコト)
であったようですね。
そのあたりの経緯は、ウィキペディア【出雲大社】に書かれてありました。

第四の鳥居をくぐり境内に入ると、左斜め方向に拝殿が見えます。

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この写真からは見えませんが、
拝殿の後方には一昨年(平成25年)の平成の大遷宮で、
約60年振りに屋根が葺き替えられた御本殿があります。

拝殿の注連縄(しめなわ)を見て、
「でかっ!」と驚かれるかもしれません。

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注連縄のスリーサイズ(?)は、
長さ8m 周囲4m 重さ1.5tです。

ところが、隣接する神楽殿の注連縄はもっとすごくて、
長さ13.5m 周囲8m 重さ4.5tの巨大注連縄です。

日本一なのかどうかはわかりませんが、
日本最大級であることは間違いありません。
神楽殿の注連縄については、
また別の記事でご紹介させていただきたいと思います。

出雲大社の注連縄は、他の神社の注連縄と、
ちょっと違うところがありますがわかりますか?
多くの神社の注連縄は右縫いなのですが、
出雲大社の注連縄「は左縫いとなっています。
この左縫い方の技法は「大黒締め」と呼ばれています。
(ただし、左縫いのしめ縄は出雲大社限定ではないようです。)

右縫い?左縫い?
よくわからなかったら、タオルの絞り方で考えてみてください。
左回しに絞るのか右回しに絞るのかって。

なぜ出雲大社の注連縄は左縫いなのか?
「何者かの怨念を封印するためだ」という説もあるようですが、
その明確な理由はわからないようです。

氣の求道者として、
私はここの所にちょっと好奇心がそそられます。

右回りの螺旋は、エネルギー(氣)を封入する
左回りの螺旋は、エネルギー(氣)は解放する

と言われていますが、レイキをなさる方ならよくわかると思います。

レイキをされていなくても、
カップの中の飲料をスプーンやストローで右回りで回すのと、
左回しで回すのとでは、微妙に味が変わるのですが、
興味があったら実験してみてくださいませ(^^)v

さて、いつの頃からか、
この注連縄に五円玉を投げ入れて差し込むことがでたらご利益がある。
なんて都市伝説が生まれたようですが、これはデマです。
どうも、どこかの業界の人達が
営利目的に創作した伝説の可能性が大なようです。

神社関係者の方々は困っていらっしゃる。
そりゃあ年間何万回も硬貨を投げつけられたら、
注連縄はボロボロになりますよね。
今は投げ込めないように、網が張られてあります。

最後に、出雲大社の参拝の正式な作法は、

「二礼 四柏手 一礼」です。

柏手を四回打つ理由はなぜ?
まだまだ知らないことだらけで、
出雲という地への興味はさらに広がります(^^)

続きはまた明日 (^-^)/~~

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
今日もきっと良いことがありますよ。

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