おはようございます、智道です。

 

一昨日夜から出雲は雪化粧で、この冬一番の積雪となりました。
大自然の営みには抵抗できず、
昨日は雪かきをして、家でおとなしくしていました。

カラダを温めるという口実で、昼からお酒を少々(笑)
たまにはのんびりと良いものです。

 

 

雪が降る直前の日曜日に、
所用で隠岐行きのフェリーが発着する松江市の七類港に行ってきました。

七類港のある美保関町は、島根半島のほぼ東端にあたる静かな町ですが、
その昔、全国(世界?)を驚かせたある事件が起こったところです。

 

その事件とは、

民家に隕石が落下した!

というものです。

 

隕石は1992年(平成4年)12月10日午後9時頃、
美保関町惣津の民家に落下しました。

この時は激しい雷雨で、隕石が落下した時、
家主はてっきり雷が落ちたと思ったそうなのですが、
翌日現場を見ると大きな石が転がっていて、この石が原因だとわかりました。

後日、国立科学博物館がこの石を分析した結果、
地球上には存在しない元素スカンジウム44メタスターブルが検出され、
地球外からやってきた隕石だと判明したのだそうです。

そりゃビックリですよね。
僕ならまず、山からの落下物だと疑います。
それが違うのなら飛行機からの落下物かな。

隕石は屋根に落ちて、二階と一階床を突き破り、
地上に着地していたとのこと。怖っ(-_-;)

 

 

2013年にはロシアでの隕石落下という世界的なニュースがありましたが、
人の居住区に隕石が落下するというのは極めて珍しい事例なのだそうです。

この隕石は、被災した民家の家主が無償で自治体に提供され、
現在は美保関町の施設メテオプラザ内のメテオミュージアムに常時展示されてあります。

 


【メテオプラザ】

 

 


【美保関いん石】

 

 

美保関いん石と名付けられたこの隕石は、重量6.38kg・最大長25.2cmで、
6,100万年もの間楕円軌道を描きながら宇宙を旅してきました。
地球でその旅を終えたのですが、出雲地方の田舎町で良かったのでしょうか?

きっとそれで良かったと思います(^^)
近くには美保神社もあるし。

 

 

実物の美保関いん石を見ながら、
去年大ヒットした映画『君の名は。』を思い出しました。

 

『君の名は。』で、地上に落下したのは彗星だったのですが。

 

さて、彗星と隕石の違いはというと・・・
よくわからないので調べてみました。

 

隕石は、小惑星やその欠片などが燃え尽きずに地球まで落下して来たもの。
彗星は、氷などの揮発成分を主体とした塊のことで、この塊が太陽に近づき、
表面からガスが揮発してコマと呼ばれる大気のような物をまとって尾を引くようになったもの。

 

なのだそうです。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

外は寒いけど、今日も一日顔晴っていきましょう(^^)/

 

すべての存在が幸福でありますように!