こんばんは、智道です。
奥出雲探訪シリーズ、今日は鬼神神社です。
今回も、JR出雲横田駅から出発します。
ちなみに、JR出雲横田駅はこんな駅です。
郷愁をさそうレトロ感がかえっておしゃれですね。
さて出発です。
所在地は大呂という地区です。
船通山方向に向かって約4㎞、
車で8分ほどの距離になります。
進行方向の左側の道路沿いに鬼神神社はあります。
こちらが鬼神神社の鳥居です。
鳥居をくぐって参道に入る前に、
鳥居の向かって右側の大きな岩に注目!
この岩は、「岩船大明神」と呼ばれる御神体です。
素戔嗚尊と五十猛尊は新羅の国から
埴船(土で作った船)に乗って船通山を越え、
ここに降り立ったのですが、
その時の埴船が岩に化したのがこの「岩船大明神」です。
地上に出ているのは2メートル程ですが、
地下は数メートルにも及ぶ巨石です。
石段を昇って境内に到着です。
鬼神神社とは、何やら恐ろしげな名前なのですが、
御祭神は、素戔嗚尊と五十猛尊の父子神です。
スッキリとした雰囲氣の神社です。
由緒書にはこのように記されてあります。
かつて、ここでは火の玉が多く見られ、それは、御陵さんに舞い降りては船通山に飛んで行ったと言います。
地元の人々は、それをヤマタノオロチの怨霊「龍燈(頭)」と考え恐れました。
これを鎮めるために始まったとする「龍燈(頭)祭」が今なお続けられています。
もしかして、鬼神とはヤマタノオロチの事なのかもしれませんね。
さて、神社の左手には山道があり、
その山道を150mほど登ると五十猛尊の御陵墓とされる墳墓があります。
「御陵さん」と地元では呼ばれています。
マムシがいそうで怖かったのですが、
せっかく来たのだからお詣りしてきました。
こんな山道を歩いて行き、
木製の鳥居をぐぐり、
そして御陵さんに着きました。
しかし、神様のお墓があるなんて妙な感じです。
神様は元人間で、亡くなった後神上がりされて神さまになった?
神道のことは、まだよく理解できていません(-_-;)
まだまだ勉強・勉強、そして体験・体験ですね~
それでは、素敵な夢と共におやすみなさい。
すべての存在が幸福でありますように!