おはようございます、智道です。

出雲國神仏霊場巡礼シリーズの記事も今日が第十七番で、残すところ、第十八 番長浜神社・第十九番 須佐神社・第二十番 日御碕神社の三か所の神社を残すのみとなりました。

今日は出雲國神仏霊場最後のお寺、峯寺のご紹介です。霊場では第十七番となります。
お参りしたのは平成27年5月13日です。

このお寺のある山への入る道の前は、数限りなく通過していますが、峯寺にお参りするのはこの時が初めてでした。
三刀屋町の給下と呼ばれる地区に、立派なお寺があるとは聞いていましたが、家は真言宗ではないし、今まであまりご縁はありませんでした。

出雲市から雲南市の三刀屋町を目指し、斐伊川沿いの県道26号線を車で走っていきますが、国道54号線と交差する少し手前で、峯寺弥山と呼ばれる山へ向かって道幅の少し狭い山道に入ります。
くねくねした山道をしばらく車で走ります。「こんなに遠いの?」って思うほど。

通り過ぎたのかな?そう思っていたら、お寺っぽいのが見えてきました。
10分位走った感覚があるけど、そんなにはかかっていないかもしれません。それ程思っていたより遠かったのです。
山道の曲がり角の脇に、数台停められそうな駐車スペースがありました。

それでは出雲國神仏霊場十七番にお参りいたします。

まずは仁王門で仁王様がお出迎えしてくださいます。

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【峯寺 仁王門】

かつて峯寺は、戦国の世に毛利・尼子から崇敬を受け、42坊の寺観を誇りました。
明治政府の神仏分離令により衰退はしましたが、今でも伽藍や庭園からその面影を偲ぶことができます。
峯寺は出雲屈指の古刹で、出雲修験道の根本道場でもあります。

役行者小角は、ここの西の滝で修行をし、次いで弘法大師空海は真言密教に相応の地と卜(ぼく)し、密教道場をここに開かれたと伝えられています。
なんと、こちら峯寺は役行者と空海ゆかりの由緒正しいお寺だったのですね~。

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【峯寺 御本堂】

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【弘法大師空海像】

峯寺は、今でも出雲大峯と崇敬されていて、春の火祭り紫燈大護摩供養においては山伏行列があり、その法統を伝えています。

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【峯寺の御朱印と護縁珠】

<峯寺のデータ>

所在地:島根県雲南市三刀屋町給下1381
号: 中嶺山
称:出雲大峯(いずもおおみね)
派:真言宗 御室派
御本尊:大日如来
御本尊:聖観音菩薩
創建年:斉明四年(658年)
基:役行者(伝)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今日も素敵な一日をお過ごしください。

  すべての存在が幸福でありますように

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