おはようございます、智道です。

出雲國神仏霊場第四番「佐太神社(さだじんじゃ)」のご紹介です。
佐太神社にお参りしたのは今年 平成27年1月18日です。
つい先日のような氣がしますが、月日の経つのは早いものです。
っていうか、時間が加速度を増しているように感じるのは年齢のせいでしょうか。

”体感時間は、年齢の二乗に比例する”

適当に公式を作ってみましたが、案外、的を射ているのかもしれません(^_^;)

 

さて、本題の神社参拝に戻ります。

佐太神社は、出雲国二之宮です。
二之宮とは、一之宮に次いで社格の高い神社です。
二番目に社格が高いと言うことは、会社組織で言えば専務という所でしょうか。神界の出雲コンツェルン会長が熊野大社だとすると、社長が出雲大社で専務が佐太神社ってところかな。

意外だと思われるでしょうが、出雲大社よりも松江市に鎮座される熊野大社の方が格が上だと聞きます。
まあ、人間が神々に対してどっちが上だとか下だとか言うものではありませんよね。(書いてるじゃんm(_ _)m)

 

それでは、佐太神社の参拝記です。

佐太神社は『出雲国風土記』に、「カンナビヤマの麓に座す」佐太大神社、あるいは、佐太ノ御子社と見える古社で、出雲國二之宮・出雲國三大社として、杵築(出雲大社)・熊野、鎌倉時代においても杵築・日御碕とともに、「佐陀大社」と称えられた御社です。

 

盛時には、神領七千貫・神職224人を有し、年間七十余度祭禮が行われていたと云います。(佐太神社公式パンフレットを参照)

 

ビッグネームの出雲大社に隠れて、全国区の知名度はそれほどではありませんが、格式の高い神社です。

そんな地味な(すみません<(_ _)>)佐太神社を一躍有名にしたのが、ユネスコ無形文化遺産リストに登録された「佐太神能」です。(「和食」より先に登録されおりますv(^^)v)

 

「佐太神能」とは、佐太神社の祭礼の中でも重儀とされる「御座替祭」(ござがえまつり)に合わせて執り行われる「七座神事」「式三番」「神能」の三つの神事舞を総称したものです。

 


【佐太神能】

 


【「佐太神能」ユネスコ無形文化遺産登録記念式典】

 

佐太神社にお参りしたのはいつだろう・・・、記憶にないくらい遠い昔です。当時は神社や神道にはあまり興味を持っていなかったのです。久方ぶりにお参りしたら、屋根の葺き替え等、保存修復の真最中でした。この補修は30年に一度行われるとのことです。
下の写真は補修前と補修中の御社です。

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境内には正中殿を中心にして向かって左側には南殿、向かって右側には北殿、と三殿が並立していますが、補修作業は南殿が去年完了し、今年は正中殿、来年は北殿を実施される予定とのことです。

 

今回のお参りではラッキーなことに、スタッフの方が正中殿の上部まで案内してくださいました!\(^o^)/
格式ある神さまのリフォーム中の御家を間近で拝見することができました。神さまから参拝者へのご褒美と、ウェルカムメッセージですよきっと(*^^*)
撮影は止められなかったので礼節を保ちつつ写真に収めさせていただきました。

 

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【正中殿の屋根と千木】

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【屋根の北側角の部分】

 

見事ですよね~
屋根は檜の皮を使い、すべて手作業で仕上げるのだそうです。まさに、職人技です。

良いものを拝見させていただきました。大感謝です(^人^)
謹んで佐太神社の神さまの御開運をお祈り申し上げます。

 

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【佐太神社の御朱印と護縁珠】

 

<佐太神社のデータ>

所在地:島根県松江市鹿島町佐陀宮内73
主祭神:正殿 佐太御子大神
主祭神:北殿 天照大神
主祭神:南殿 素盞嗚尊
社格等:式内小社、国幣小社、別表神社
建:養老元年(717年)
式:大社造

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今日も素敵な一日をお過ごしください。

 

  すべての存在が幸福でありますように
 

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